化学原料脱液乾燥設備 化学原料
業種:化学製品製造
設備概要
ローリーから供給される化学液体原料を溶融タンクで受け冷却ドラムフレーカーでケーキ化を行う。フレークケーキのみを回収し粉砕しパウダーにする。バッチ計量を行いコーティング剤を混合してフレコンバックに充填を行う。
設備フロー
使用している機械
-
溶融タンク
実容量は10m3で超音波液面レベル計で制御を行う。内部に攪拌羽根を装備し常に攪拌する。加温配管を内部に装備し暖めながら攪拌を行う。
-
ドラムフレーカー/ドラムドライヤー
冷却ドラムフレーカーは、間接式の伝導伝熱で溶融状態の材料を連続的にフレーク状に固化する冷却固化装置です。プールに溶液をためて回転するドラムを沈めてケーキ化を行う装置。回転するドラムの内部には冷却チラー水を送り冷やすことによりフレーク化します。 またドラムドライヤーは回転するドラムの内部に熱媒体(一般には蒸気)を投入し、加熱されたドラムに溶液を浸すことによって蒸発・濃縮を行うと同時に、ドラムの表面に薄膜状に付着させる伝導加熱型の乾燥機です。
-
解砕パドルスクリュー
ドラムフレーカー/ドラムドライヤーでケーキ化されたものを細かいフレーク状に解砕する装置で一定の大きさにそろえる事ができます。
-
スーパーパウダーミル
高速気流を発生させて、原料同士をぶつけながら粉砕する。高速気流によって粉砕熱を極力抑える事ができ、且つ微粉砕が行なえる。
-
トルネードミキサー
米粉の製粉プロセスは吸水させた米粉の粉砕となる為に粉砕した米粉を乾燥させる必要があります。 熱風発生装置と気流乾燥配管と分離用のサイクロンの構成となります。熱風発生器では合流時に50~60℃程度の温風にさらすように設定します。気流乾燥配管は20m~30mで粉砕された米粉は温風によって乾燥し、サイクロンで米粉は回収されます。
-
フレコンバック充填装置
重量を登録し計量開始のボタンを押すだけで自動計量充填が行います。さまざまな大きさのフレコン袋に対応可能で昇降式の充填シュート、袋吊りフックが標準装備しております。フレコン充填あとはフリーローラーで簡単に横移動する事ができます。原料の性質、使用方法や充填量をお聞きしオーダーメードで設計対応致します。
Improvement
ご要望と改善点
➀化学粉末原料の製造ラインの新増設
②熱に弱い原料の為に粉砕熱の影響を受けない物で微粉砕したい。
③微粉砕したものに添加物を加え高分散させたい。
④週に1回の清掃を兼ねて品種替えがサニタリー性を考慮してほしい。
➀シンプルにレイアウトを行った。
②気流粉砕機の採用で変質もなく微粉砕が行なえた。
③縦型サニタリーミキサーの内部にチョッパーを設けて高分散できた。
④液体タンクは温水+薬液洗浄とし、粉砕機、混合機などはサニタリー性の高い機種の採用と
各タンク類の点検清掃口の配置し、ヘルール接続をによって簡単に分解清掃できるようにした。
Improvement
同じ業種の導入事例
CONTACT
お問い合わせ
製品だけでなくプラント設計の見直しも
ご提案させていただきます
製品・プラントエンジニアリングに関するご質問など、まずはお気軽にご相談ください。