コーヒープラント2
業種:食品製造
設備概要
珈琲豆専用工場や飲料会社において原料受け入れから粉砕までを手掛けています。輸入した生豆を精選工程によって整えます。
品種や産地によってそれぞれ貯蔵し、その品種ごとに焙煎を行います。
焙煎した煎豆をサイロで貯蔵し品種ごとやブレンド豆の粉砕を行います。
設備フロー
使用している機械
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エアーセパレーター
エアーセパレーターでは生豆原料に混入している夾雑物(茎、枝、異物)などを除去します。 同様の機械でドライストナーによる石抜きが加わる場合もあります。
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ロータリーシェーキングセパレーター
ロータリーシェーキングセパレーターは2段スクリーンを搭載した大きさ選別機です。上段には生豆より大きな異物選別を行い。中段は生豆で、下段は生豆より小さな割れ、欠け、埃や塵などを選別致します。
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コーヒーロースター
コーヒーの味や香りなど品質を決定づける重要な装置です。お客様の好みやこだわりがある装置です。海外製や日本製の焙煎機をお客様が自分で手配したものを弊社が一緒にセットアップする場合があります。
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コーヒーロール
弊社はUSA/MPE社と技術提携を行っております。コーヒーロールは66型φ150×200L、777型φ150×460L、888型φ150×760Lまで取り揃えています。3段ユニットが兵十的な仕様となります。アイス用の粗挽きからエスペレッソ用の細挽きロールの対応も可能です。ロールの研磨加工は弊社で目立て加工を行う事ができます。
詳細説明
原料受入工程
麻袋入りの生豆をデパレタイザーで自動解体機に送り込み、生豆だけをラインへ流す装置。
精選工程
輸入された生豆には色々な夾雑物が混入しています。金網による大きさ選別、同じ大きさの異物は比重選別によってまた磁選機などで金属異物を除去する事も必要になります。
ロースト工程
精選された生豆は品種ごとにグリーンサイロに貯蔵します。そして1バッチ分を計量した生豆をロースターで焙煎します。またローストあとの煎豆はブラウンサイロに貯蔵します。数種類の煎豆を配合しグラインディング工程へ送ります。
グラインディング工程
レギュラーコーヒーは3段式(ブレイク、グラインド、ファイン)のコーヒーロールで粉砕します。抽出用コーヒーは2段式(ブレイク、グラインド)のコーヒーロールで粉砕し、抽出工程では不要のチャフを取り除きます。
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