製品情報
Crushing Product Information
スーパーパウダーミル(微粉砕機)
粉砕機内部ローターを高速に回転させることで、高速気流を発生させて、その中で原料同士やブレードと衝突させて粉砕する微粉砕機です。
粉砕粒度は非常に細かく、原料によってはシングルミクロンの領域まで達する事ができ、粉砕領域は5μm~200μm程度の微粉砕機です。
中砕機と組み合わせて、仕上粉砕に使われる粉砕機です。
米粉の製粉では湿式製粉方式で品質や全国シェアともにナンバー1です。
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原料食品:エビ乾燥品、コーヒー豆、乾燥野菜、米、ソバ殻
化学:プラスチック原料、フィルム、樹脂原料
金属等:コークス、石炭、タルク、リサイクル、貝殻、
木材チップ
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◎食品製造
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△医薬品製造
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○化学製品製造
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○
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△リサイクル事業
製品の特長
・ローターは周速90m/secで高速回転します。
・高速回転するローターが空気を吸引するため高速気流を生み出します。
・高速気流の空気が粉砕熱上昇を抑制します。製品に与える熱影響が少なくすみます。
・回転数、吸引空気量を変えることで粒度微調整が可能となります。
・オリフィス径を変更する事により粒度分布の幅をシャープにもワイドにも微調整できます。
【分解・サニタリー性】
・ケーシングには安全対策の近接スイッチを設けています。
分解点検時にケーシングを開ける場合は、電源が入らないようにしています。
・本体2箇所のクランプバンドの脱着によりケーシングを簡単に分解することができます。
・ケーシングを扇型180度開閉できるので内部の点検がしやすい。
・粉接部は、腐食に強いSUS304製です。
・ブレードはSUS素材を焼き入れ加工を施しています。
構造
フロー例
構造につて
上下軸受けに支えられたシャフトに①ローターと②上部ファンが固定されています。その周囲を④ケーシングが分割2ツ割り構造でヒンジ部分と軸受けを支える支柱とモーターと⑧ベッド上に一体化してベッド内部の駆動部で構成されています。④ケーシングは、下部に⑦原料フィーダー部と②上部ファン室があり、粉砕室内面には波型形状の⑤ライナーが固定されています。①ローターは周囲に機種によって6ヶ所~10ヶ所に⑥ブレードが取り付けられています。①ローターと②上部ファンはモーターによって高速回転します。②上部ファンによって機内空気は機外に押し出され、一方⑦原料フィーダー部からは粉砕する原料と空気が流れ込みます。粉砕原料は粉砕室内で高速回転する①ローターと⑥ブレードによって⑤ライナーとの間に高速気流が発生します。粉砕原料は⑥ブレードと⑤ライナーへの衝突と高速気流の中で揉まれて微細化します。細かくなった原料は③オリフィスの内径の隙間を通り排出されます。
型式・仕様
※上記能力は対象物を米とした場合です。能力は原料の種類・性質・粒度及び粉砕目標粒子径、生産能力により変動します。
実績・データ
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