製品情報
Crushing Product Information
ロールミル(ミニロールミル / 粉砕機)
ロールミル(ミニロールミル / 粉砕機)は、山/谷の溝がある二対のロールを相対して内側に向かって回転する。ロールには高速側と低速側の回転速度差を設けており、間隙に挟まった原料は剪断力によって粉砕される。またロール表面には細かい目を切っておりブレーキングの役割を果たす。目が細かいほど微粉になりやすい。間隙の調整によって、製粉粒度や生産能力が変動する。
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原料穀物類製粉、漢方薬、香辛料、肥料原料、飼料原料、 ワラ、木片、ボード材など
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◎食品製造
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△医薬品製造
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△化学製品製造
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△
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△リサイクル事業
製品の特長
・のこぎり歯のようなロール二対が相対して間隙(かんげき)によって粉砕される。
・二対のロールは高速側と低速側がある。回転比は2:1から3:1程度。
高速は500rpm、低速は200rpmぐらい。
・ロールの間隙によって製粉粒度や生産量を制御します。
・製粉ロールの目立ては標準18山~28山/吋です。目数が多いほど微粉になります。
【ロール目-1】
【ロール目-1】
【ロール目の組み合わせ】
ロール目の組み合わせは4種類あります。
高速ロールはα鋭角側を回転方向に向ければシャープ(sharp)、β背角側に向ければダル(dull)となります。
低速ロールはα鋭角回転方向に向けるとダルとなり、β背各側を回転方向に向ければシャープとなります。
一般的な穀物の製粉ではダル:ダルの組み合わせがポピュラーでする。
間隙で押し付けつつ擦りつぶす粉砕を行います。比較的硬質な原料に効果があります。
シャープ:シャープはより剪断を強めています。軟質な原料で剪断を必要とする場合に効果があります。
【ロールミル(ミニ / 粉砕機)型式・サイズ・図面】
【実績・能力値】
【ロール目立て加工①】
研磨作業
【ロール目立て加工②】
目立て預かり品
【ロール目立て加工③】
色々なバイト(刃物)
【概要】
製粉ロールは使用するにつれて損耗します。目が摩耗して角が落ちたり素地が傷んできます。従って定期的にロールの目立てをする必要があります。弊社ではロールミルのロールの目立て加工を行っております。製粉用ロール、製油用ロールなど対応しています。ご使用のロールを送って頂き、預かり目落としや再目立て加工を行います。
【ロール加工】
・目立て加工 ロール表面を研磨加工の後にバイト(刃物先)によって溝加工を行う。
溝のついたロールはブレーキングの製粉で使用される。穀物の性状や求める粒度に応じて溝の数が異なる。
【マテット加工】
ロールの表面をスムース研磨加工の後にツヤ消し表面加工や梨地加工を行う。
製粉の仕上げ工程で使われることが多い。
【ロール対応サイズ】
・直径 Φ150~φ400
・長さ 200mm~1800mm
・山数 5~28山/吋
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